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りゅう

Author:りゅう
愛媛県出身。
青年海外協力隊19年度2次隊
モザンビーク共和国マプト州の片田舎
美術隊員として派遣。
派遣期間2007年9月~2009年9月

そんなりゅうのJOCVの一部始終を、断片的にお伝えします。

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12月3日(月)卒業式、裏切り
 卒業式当日の朝、約束の6時を数分回ったくらいに展示室に行くも、当然誰一人来ておらず一人で少しキレる結局20分過ぎたくらいにちょいちょい現れ始めたけど、今更そんなことどうでもいいよ。

 今日は生徒が主役。生徒の日。朝早くから生徒達はせわしなくうろうろしたり衣装合わせをしたりしていた。晴れ舞台だ。
 何人かの仲良くなった生徒と一緒に、晴れ姿で記念撮影をしようと、俺自身もスーツ姿でうきうきしていた。

 こっちの卒業式で日本と違うところは、生徒が500人くらいいるのに、代表者じゃなく一人ひとりの生徒に卒業証書を手渡すこと。
 そして生徒が前で詩の朗読・・・ではないけれど、思いのたけを発表するマイクパフォーマンスの場がある。他にも伝統ダンスの披露や、許可が出ず今回は出来なかったけど、劇のようなものも企画していた生徒もいた。

●卒業式が始まる頃            ●ベルノーゾとその友達のマイクパフォーマンス
卒業式風景  ベルノーゾと友人のポエジア



 さらに日本と違うところとして、よりたくさんの(おそらく定番の)歌を、時に観客も一緒に歌う。前に立っている人だけじゃなくみんなで参加できる機会があるので、これは日本の静粛な式より楽しい。

●結構壮大で感動する合唱。音楽コースのリードによる。
イーノ


●生徒はコースによって色の違うたすきをかける。
生徒の格好
ちょっと喋ったシャベール君と、知らない子。


 この日は教育文化省の大臣らしき人が来ていて、そのせいか銃を持った警備の人もいたらしいし、報道陣もたくさん来ていた。おかげで俺は夜のTVMのニュースで出たらしい。うふ。
 30分にも及ぶ大臣のロングスピーチを最後に卒業式のセリモーニアは終わりを迎えた。

 シガウーキが恋人(生徒2,3人)と写真を撮ってくれというのを振り払って、来ていたJICAスタッフの方を我が家に招待していると、時間が過ぎて生徒達がみんな帰ってしまっていた。
何人かの生徒とは一緒に写真撮ろうって約束までしていたのに。
ベルノーゾは、式の途中でジェスチャーで合図を送ってくるほど、俺と一緒に晴れ姿の写真を撮るのを楽しみにしていたのに。
俺のポル語の上達を応援してくれたジュリオ、最初に何時間も喋った生徒ラモス、けん玉つながりのポリカルポ、一緒にマサーラの実を採りに行ってくれたアゴスト。

 そいつらの、特にベルノーゾとの約束を守れなかった俺は、教師として、大人として一つの裏切りをした。ベルノーゾがもし、まあそんなもんかと諦めていたとしても、その不信がのちのちの彼の生徒にまで波及することになるかもしれない。一生懸命でない大人を子供は尊敬できない。尊敬できない大人に教わると尊敬できない大人が育つ。自分にそこまで影響力があるとうぬぼれているわけではなく、教師となるベルノーゾのここ一番の生徒のための頑張りが、俺が約束を破ったばっかりに少しでも弱くなるのではないかと、ただそれだけが悲しい。悲しくて悲しくて、後のフェスタで飲みながらも涙が出そうになった。一旦、門の外のシャパ乗り場まで探しに行ってはみたものの、シャベールしかおらず彼らには会えなかった。
 ジュリオに関しても、俺の歩み寄りが足りなかったのは2度目だ。彼はきっといい先生になるに違いない。けれど、そんな中で俺を思い出すときに一抹の悲しみが付きまとうかもしれないのはこの日の俺の裏切りのせいだ。
 生徒が帰った後の学校の廊下は、飾り付けられている分、いつもよりも閑散と、長い廊下だった。

モザンビーク ~人々~ | 07:48:31 | Trackback(0) | Comments(3)
コメント
りゅうちん元気そうでなにより。
そっちは卒業の時期なのか。
僕は、まだ半年あるけど、なんか気候がいいと感じもでないなーとか思ったりする。
日本のあれってどくとくなのかもしれんな。

2年後を楽しみにがんばるよ。
なんもしとらへんけどね。
2007-12-13 木 14:39:54 | URL | ryokky [編集]
その思いを胸に
新しい出会いを大切にしていく
その人にできなかったことを
次の人にしていく
それしかないんじゃないかな?
自分だったらそうすると思うよ。
元気だして一緒に頑張ろう。
2007-12-14 金 03:26:22 | URL | 先生 [編集]
>ryokky

年末プラス年度末、真夏の卒業式です。
街にクリスマスの飾り付けはあっても、年末って雰囲気があまりしないよ。
日本の卒業式の時季は季節の移り変わりのもっともドラマチックな頃で、
日本人の感性がフル稼働する時季だから余計に感慨深いのかもね。
2年後、ryokkyは卒業式終えてから帰るんやね。
俺は卒業式を2ヶ月後に控えて帰るから、少し心残りになりそう。


>先生

ありがとうございます。
新しい出会いを大切にしていく、このことはすごく思いました。
ただ、卒業していった子たちも当然忘れられないので、
スナップ写真のある子は現像しておいて、
せめてこの2年間は希望を捨てずに待っていようかなと思います。
これからもたくさんの出会いと別れがあるでしょうが、
後悔のないように、大切に向き合っていきたいと思いました。
2007-12-15 土 12:41:07 | URL | りゅう [編集]
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