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りゅう

Author:りゅう
愛媛県出身。
青年海外協力隊19年度2次隊
モザンビーク共和国マプト州の片田舎
美術隊員として派遣。
派遣期間2007年9月~2009年9月

そんなりゅうのJOCVの一部始終を、断片的にお伝えします。

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イヴォーネについて
イヴォーネとは、一人の女生徒の名前。

切り紙の授業をしてい3月初め頃、授業中に終わらなかった生徒の為に放課後美術室を開放していた。
みんなあんまり来ない中、やってきたのがその子、イヴォーネ。

彼女はなかなかいいと思える作品ができなくても妥協せず、何度も挑戦していた。
そういうまじめな生徒にはいろんな助け舟も出しやすいので、コツを教えたり、例を見せたりしてあげた。
結構時間いっぱい粘った後で、やっぱり妥協せずに明日また作りに来ますと言ったので、
何かのヒントにでもなればと思って俺の参考作品を貸してあげた。

翌日やってきたイヴォーネは、もう作品を作ってきたので提出したいと言った。
どれどれと思って提出された2作品の一つを見てみると、俺が前日渡した参考作品だった。

あれ?これ・・・?俺の・・・やんね?

いいえ、私が作りました。

いや、でも、どう見ても俺のっぽいし・・・ほんとにあなた作ったの?

はい、私が作りました。

じゃあ俺の参考作品は?

寮の自室に置いてきました。

嘘でしょ?

いいえ。

嘘ついてるんでしょ?

いいえ。

これは誰が作ったの?

私です。


決して認めようとしなかったけれど、ちゃんと自分で作って提出しろと言ったら作り始めたので、それは嘘を認めたと言うことだ。
そう思ってもう一度聞いてみたけど、やっぱり口では認めなかった。

同じものを複製してくるならまだしも、俺のをそのまんま持ってきて。
まじめだと思っていただけにショックだったしがっかりした。
その辺の罪悪感とか道徳心的なものが著しく欠如している人がこの国には多い。
そういうことが分かってきても、ふいにがっかりさせられることは今でも多い。

本当にまじめで熱心に作る生徒もたくさんいますよ。
特に男子生徒。

モザンビーク ~人々~ | 20:30:55 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
えぇ~~!
あまりにも考え方が違うために少し笑ってしまいました・・・!
そんなことを余裕でする人が分からない・・・。
私の友人もたまに突拍子も無い行動をするのは生まれ育った環境のせい??笑
ブログ楽しみにしています。がんばってください!!
ちなみに今のあいのりはベナンなので下っていってモザンビーク入りしないかなぁ~と思っています。
2008-06-03 火 08:55:57 | URL | TOMI [編集]
この辺の道徳心の無さ、ずうずうしさ、利己主義、向上心の無さ、無責任さには、細かいところでよく苦労させられます。
他の生徒の陶芸用の土を、自分のが無いからといって盗んだり。
盗まれた人がまた他の人のを盗んだり。

利己主義は信頼関係を損ない、互いの足を引っ張り、全体の発展を妨げます。
そういうことを本当に伝えたい。

ただそれも物の無さからきた文化なのかなあと思います。
自家用車を持っているくらいのレベル以上の、比較的お金に余裕のある人はそういう雰囲気はもっと少なく、近い感覚で付き合えます。

そうでもない人でも、個人レベルで付き合えば普通に信頼して物を預けたりできます。
全体にまぎれて、とか、誰もいなくて黙ってたら分からないみたいなときに魔が刺す確立が高いというだけのようにも感じます。


あいのり!
すごく来て欲しいです。
お願いの投書しようかな(笑)
2008-06-04 水 04:08:36 | URL | りゅう [編集]
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